こんにちは。元体育会系学生の日常です。
私は中学、高校で部活動の主将を努めていました。その経験からどんな人が迷惑でリーダーのやる気をそぐのか、典型的な3パターンを紹介します。
1.文句しか言わない人
これは非常にイメージしやすいですね。リーダーが決定したり、全体で話し合って決めたことに気に食わないからといってひたすら文句を言ってきます。
このような人がいるチームの雰囲気は悪くなります。ネガティブな感情はまわりに伝わるものです。
私も中学時代に文句ばかり言う部員がいました。顧問がいないときは自分たちで練習メニューを決めなければいけません。その部員は決めたメニューがきついものだったり、自分の苦手なことだったりすると「これ昨日もやったじゃん」とか「意味なくね」と言ってきます。
わたしもやる気が大きくそがれたのを覚えています。中学生のまだ未熟なころでした。上手くいかないことも多いです。そこを責められたらリーダーなんてだれもやりたがらないと思います。
学生時代の活動は上手くいかなくて当然。リーダーには文句ではなく改善案や励ましのことばをかけてあげましょう。チームは全員でつくっていくものです。
2.リーダーにすべて丸投げするひと
リーダーは様々なことを決断しないといけません。そんなとき、まわりの仲間に意見や助けをもとめることも多いです。
しかし、意見をきいても「ぜんぶ任せるわ」といわれたらどうでしょう。リーダーにとっては助けがほしいのに助けてもらえない苦しい状況になってしまいます。
丸投げ部員が多いとリーダーへの負担がおおきくなります。あまりに長いあいだ責任をもち続けると、リーダーがつぶれてしまう可能性もあります。
わたしも高校時代、丸投げをされることが多かったです。
話し合いをせず決定をまかされる。わたしが動かないとなにもしない…。当時はかなりストレスが溜まっていました。ミスをすることも多かったです。
さいわいなことに高校時代の部員たちはわたしがミスをしても責めるようなことはしませんでした。
これがミスを責めたてられるようなことがあったら、わたしの心は確実に折れていたでしょう。
リーダーで完璧なひとはいません。すべてを任せるのではなく、話をきいて考えを話してあげましょう。
それだけでも、リーダーの負担は激減するでしょう。
3つめは指示を無視する部員です。
リーダーとしてメンバーに動いてもらわないといけない場面が多くなります。
しかし、指示を無視して動くひとがいます。
このようなひとが多くいるとチームはうまく機能しません。動きも遅くなります。
わたしも指示どおりに動いてもらうというのは苦労しました。リーダーの腕の見せどころです。
わたしはまず自分が行動を起こすことにしました。
指示をだして、まっさきにじぶんが動き出す。そうするとまわりのメンバーも慌ててついてきます。
一方的ではなく、じぶんも一体となって行動することが大切です。もちろんついてきてもらうにはそれまでの信頼関係も重要ですが。
工夫を凝らして、指示をだしてもうまくいかない。こうなったらメンバーの方にもなんらかの問題があります。
メンバーとの話し合いを通じて、意思の疎通がしっかりできるようにしましょう。
リーダーは損な役回り
リーダーに苦労はつきものです。わたしもたくさん失敗しました。
とくに、学生時代は自分もまわりも未熟なことがおおいです。うまくいかないことばかりです。
しかし、失敗や苦労はいずれ自分のちからとなって帰ってきます。
はじめからすべてできる人はそう多くありません。嫌なひとや失敗をのりこえて、強くなっていきましょう!
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