元体育会系学生が思う強豪部活動を頑張ってよかったこと3選

これから部活動を頑張りたいけど、不安で悩んでいる。部活をやり切ったとしてもどんなメリットがあるのかわからない。

そんなあなたはぜひこの記事を読んでみてください。

私は高校生の頃、剣道部として青春をささげました。そんな私が感じた体育会系部活でよかったことを紹介していきます。

体育会系部活でのメリット

  • 1つのことに打ち込む経験ができた
  • 他人のせいにすることなく、自責思考が身についた
  • 一生の友人ができた

メリット1 1つのことに打ち込む経験ができた

1つ目のメリットは1つのことに打ち込む経験ができたことです。

これは体育会部活の経験がない人でも想像しやすいのではないでしょうか。

強豪の体育会部活に入るとその競技に多くの時間を費やします。

中学や高校の場合は、放課後の活動。朝練や休日の1日練習。夏休みや冬休みには合宿や長期遠征が入ってきます。

日常生活は授業を受けているか、部活をしているかのほぼ二択です。

こんな生活をしていると、どれだけ自分が望んだ競技や進路でも嫌になってきます。「早く部活終わらないかな~」とか、「オフをくれ~」と思うようになります(笑)。

しかし、こういった経験も部活を終えた今ではかけがえのないものになっています。

疲労で思うように動かない体。響き渡る顧問の怒鳴り声。接戦の末につかみ取った勝利。1つのことにひたすら取り組む。そして、成果が出た瞬間は確実に私の人生の糧になります。

成長して社会に出ると、自分の芯からやりたいことに向き合うのは難しくなります。

生活するにはまずお金が必要。しかし、お金を生み出すことが必ずしも好きなものに繋がらないからです。興味のないことを我慢してやる人の方が多いでしょう。

学生は保護者という強い味方がいます。自分の生活を守り、保障してくれる。こんなに最高の環境はほかにありません。

じぶんでお金を稼がなくてもいい。そんな貴重な期間にひたすら競技に取り組むことは大きな価値があります。

メリット2 他人のせいにしない自責思考が身についた

2つ目のメリットは他人のせいにしない自責思考が身についたことです。

これは特に、個人競技の部活動に当てはまると思います。もちろん、団体競技の人も例外ではありません。

私自身は1対1の競技である剣道をしていました。顕著に自責思考が身についたと思います。

体調が悪い。アップが十分でない。けがをしている。

コートに入った時点でそんな言い訳は通用しません。勝敗やタイムで明確に順位が決まります。

今までの努力や様々な人の応援、団体戦の場合はチームの勝敗まで自分の責任になります。

他人のせいにすることはできません。そういった厳しい環境だからこそ、言い訳せずに必死に努力する癖がついたと思います。

もちろん、競技の中ですべてが平等というわけにはいきません。

体格や運動能力といった個人の能力は才能の面が大きいです。強豪校には判定が緩くなることもあります。

ですが、文句を言っていても勝敗は変わりません。自分のできる範囲で結果を残さないといけません。

そして、こういったことは人生でも同じです。

出生地、両親の年収、受け継がれる遺伝子。自分ではどうしようもない差があることは承知の上で、私たちは生きていかなければなりません。

人生の縮図のような争いの場に本気で挑んでいくこと。この経験は後々の人生に大きなメリットとなります。

メリット3 一生の友人ができた

3つめのメリットは一生の友人ができたことです。

私にとって体育会部活を頑張ってきてよかったと思う一番のことです。

強豪校の練習というのは本当に厳しいです。

体の疲労は常にマックス。顧問の叱責は止まらない。血尿が出てしまうこともありました。勝ちたいと思うからこそチームメイト同士で意見がぶつかりあうこともあります。

だからこそ、大会で結果が出た時の喜びははかり知れません。同期のきずなはより固いものになります。

部活でできた仲間は大学に行っても、就職して社会に出ても、定期的に連絡を取り合う一生の友達です。

これは強豪校の部活で、全員が本気で取り組んできたからこその関係です。

人間関係というのは長い人生でも非常に重要なもののひとつです。今後の人生においても、心のよりどころになってくれることは間違いないでしょう。

体育会系はきつい。でも最高。

体育会の部活は苦しいことの方が多いです。これは確実でしょう。

だからこそ、その時間に本気で取り組んで、乗り越えることができたのなら、あなたにとって大きな財産になるでしょう。

ぜひ、思い切ってチャレンジしてみてください。

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